当ブログで以前ご紹介させて頂いた、コーポラに申し込まれた後の進捗の様子を書いたブログ「にょにょのコーポラ日記」ですが、かなり更新頻度が高く、度々拝見させてもらっています。
最近の書き込みを見ると、色々苦労されているようで、コーポラティブハウスの問題点を如実に表しているなぁ、と改めて思います。
■懇親会続き
■エンさまの言葉
コーポラのリスク・問題点としてよく言われるのが、施工会社が倒産したら…とか、組合員の関係が…とか、というのがコーポラに参加したことのない外野からステレオタイプ的に言われることですが、実際にコーポラを体験したものから言うと、そんなことは大したリスク・問題点ではないと思っています。
確かに、施工会社が倒産する可能性もありますし、組合員の仲がうまくいかないということも現実的にはあろうことかと思いますが、それよりも大きなリスクというか、問題点というのは、総予算がなかなか確定しない、そして、総予算は当初の想定予算よりもアップする傾向にある、ということではないか、と思っています。
にょにょさんのコーポラも、多くの方がインフィル予算が当初以上に膨らみ大変な思いをされているとのこと。。
問題点は次の2つかと思います。
①標準仕様の積算が甘い
②インフィル費用が高額になる
①について、コーポラには標準仕様として通常400万くらいのインフィル予算が既に組み込まれているのですが、(額はコーポラ会社やコーポラ毎に変わってくると思いますが)実際に全部標準仕様にしてもらっても、実際に見積り書を見るとそれ以上に費用が掛かってくる事が多いです。
そもそも標準仕様というのが、床はコンクリ、壁はコンクリ、間仕切り無し、等々、これで住むことはできない仕様になっていますので、標準仕様と呼ぶこと自体が問題があるのではないか、と個人的には思います。(標準仕様というのがコーポラ会社によって解釈が異なるようですので、ここはしっかりと確認した方がいいと思います。)
そして、募集段階(計画段階)での標準仕様というのが、細かく見積もった上で出した金額ではないので、設計終了段階での見積りと乖離してしまいます。これはコーポラの宿命というか仕方がない事だと思います。計画段階で、そこまでミリミリと標準仕様のインフィル費用のを出すことは不可能ですし。。
コーポラ会社は、標準仕様についてもう少し考え方というか費用の出し方について、実際の過去の事例含め情報を開示すべきではないかと思います。
②について、これは施主にも問題があると思いますが、設計段階では夢が膨らんで色々な設備をどんどん追加していきます。設計士さんも初期段階ではあまり費用がどれくらい増えるについては言わないので、インフィル費用はどんどん跳ね上がっていきます。
国産で良い物を敢えてかっこ良さを追求して海外ブランドの設備を入れたりだとか、一つ一つの設備に対する増加額は少なくて問題ないと思っても、それが積み重なれば結構な増額となってしまいます。
あとは工賃とか、施工会社の中間マージンが効いてきます。
②については、一度インフィル費用が出てきた所で本当に自分たちに必要な設備は何ぞや、という所を最初に立ち返って精査する必要があると思いますし、それはそれで必要な作業だと思います。ですので、初回の見積りが想定以上の見積額になるのは仕方ない事だと思います。
最初から安い設備だけを入れて見積もっても満足度は低くなるでしょうし、まずは希望の設備を入れて見積りを出してみて、見積りが出てきた後で何が本当に必要な設備なのかを家族内で話し合って削っていくというのは正当なプロセスだと思います。
そして色々考えてどこが安くなりそうか、ここは絶対落とせない設備だとかを考え、設計士さんと値段を下げていくプロセスというのは個人的には中々楽しいものでした。
個人的には当初想定していたインフィル費用よりはかなりアップしたという事実があるのですが、普通のマンションには入らないような設備も色々入れたので費用アップは仕方ないというか当然の結果です。
インフィルが高くなってしまった!というケースの大部分は施主が色んな設備、そして高価な設備を入れたからだと思います。まず文句を言う前に自分の入れた設備を再度見返してみるといいと思います。
問題となるケースは、そんなに高いものを入れた覚えはないのに何故かインフィル予算が高額になった、というケースではないでしょうか。これはインフィル見積り誤り、計画段階の見積り誤りがインフィルに載せられているという場合も考えられるのでちゃんと精査した方がいいと思います。
インフィル費用は当初の標準仕様+1000万円は最低でも見ておいた方がいいと個人的には思います。でも1000万で何でもできるかというとそうではないので気をつけてください。
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