鳥取西町コーポラティブハウスモデル事業 竣工

当ブログで、募集時よりお伝えしてきた、「鳥取西町コーポラティブハウス」が遂に竣工を迎えたようです。

過去記事は、検索ボックスより「鳥取西町」で検索して頂くと出てきます。

以下のようなスケジュールで進んだこの事業、共同住宅方式ではなく、戸建ての住宅を共用の中庭でつなぐという事業計画で行われました。

平成22年11月 コーディネーター及び事業計画提案募集開始
平成23年1月 事業者が「まちムラの会」に決定
平成23年3月 事業者「まちムラの会」と鳥取市により事業協定締結
平成23年4月 事業者が入居者を募集開始
平成24年3月 地鎮祭
平成24年4月 着工(3戸)
平成24年9月 竣工(3戸)・賃貸借期間開始
平成24年11月 竣工(2戸)・外構完成

以前にも書いたかもしれませんが、土地が広いことと戸数が5戸と少ないこともあって、わざわざ共同住宅にする必要がなかったという事だと思います。

見た目は、一戸建てが5棟立ち並ぶ形で、見た目コーポラティブハウスなのか見分けが付きませんが、今回は組合を結成し、設計者と組合で打ち合わせを行い、中庭部分等は話し合って決めたということなので、これもコーポラティブハウスの一つの形です。

今回のケースは、定期借地権方式ということもあり、なかなか普通のコーポラティブハウスとは異なった形となっています。

地方にもコーポラティブハウスがこれから根付くのか、今回のケースを見るだけでは何とも判断できませんが、何かしかコーポラ方式のメリットがなければ根付かないだろうとは思います。

東京などの都市部では、地価があまりにも高くて一戸建てが建てられない、かといってマンションでは自分のニーズに合った設計ができない、という人がコーポラを選ぶ傾向があります。都心でコーポラを選ぶ人は予算的には4,5000万~くらいの人が多いです。

が、地方部ではどうなのか。。。

地方では地価は割と安いので、建築費に占める割合で多くを占めるのが建物費だと思いますが、いわゆるコーポラティブの共同住宅形式の鉄筋RCコンクリートで建てると、普通の木造住宅よりも余計なコストが掛かってしまいます。

RCで建てるのであれば一戸あたり建築費は3000万くらいは掛かるのではないでしょうか。木造であれば2000万あればそこそこの家を建てられる中で、鉄筋RCを受け入れる施主がどれだけいるのか。。

地方は木造一戸建てコーポラが主流となるのでしょうか。

鳥取西町コーポラティブハウスモデル事業 5戸完成です!!


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