コーポラ・コムさんのブログでも既に紹介されていますが、アーキネットさんが進めていたコーポラティブハウス「南青山7丁目コーポラティブハウス(Septem)」のうち、1戸が「新築スケルトン」という形で販売されています。
1F約40㎡、BF約60㎡の南東角住戸で、合計100平米以上という広い専有面積。
どちらのフロアとも柱のない無柱空間で、天井高は1Fが約2.6m、BFが約3mと大きな空間です。
柱のない無柱空間で60平米というのは想像ができないですが、かなり広い空間だと思います。
そこから、自由にインフィルといいますか、内装を作って行く訳ですが、色々な間取りが考えられますね。それこそ住む人の趣向によって全然違った間取りになりそうですね。
ちょっと気になったのは地下1Fはドライエリアがなく、テラスという形で1Fへの吹き抜けがあるだけです。3方面が壁に囲まれているので通気の面ではちょっと心配ですね。
場所は東京メトロ日比谷線 「広尾」駅 徒歩10分ということで、都心にしては少々交通が不便ですが、クルマ主体の人にはあまり関係ない話ですね。
気になるお値段は9,750万円ということで、庶民にはちょっとやそっとでは手の出ない値段です。購入層はどのような人たちなのでしょうか。
アーキネットさん以外にも、nomu.comや三井のリハウスなどでも募集をかけています。
ノムコムの注釈には、(基本はスケルトンでの引渡のため、内装工事500~1,500万円が別途必要となります。)とかかれてあります。
新築スケルトンといっても、ミニキッチン・トイレ・お風呂については既に設置されているようですが、多分インフィル工事の時にすべてを取っ払って新しく作り直すのだと思います。
そういう意味だと、気になるのが配管。スケルトン状態で引き渡されても配管の関係で自由にお風呂、キッチンを配置できないのであれば自由な設計ができない気がします。
新築スケルトンという形はコーポラティブハウスの新しい形になるとは思いますが、インフィル設計の自由度がどれくらい確保されるのかが不透明ですね。これが自由に設計できるとなればかなり魅力的な形態だと思います。
資金力のあるコーポラ会社しかこういう形態は扱えないとは思いますが。。
■南青山7丁目コーポラティブハウス(アーキネット)
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